泡盛・驚く効果発見!!

その1 小さな記事から

1999年日本経済新聞に次のような一段記事があった。

「幻の泡盛再現」の見出しで、「那覇の瑞泉酒造が、東大に残されていた戦前の黒コウジ菌で
泡盛を作った」という簡単なものだった。

これを見て私がよく飲んでいる泡盛も黒コウジ菌でできているのか?
新聞に出ていたくらいだから特殊なコウジ菌なのだろうか?

どうやらコウジには様々な色があるらしい
----このように消費者は製品の中身、製造過程に無知なものです。

「それはお前だけだ----」と言うなら皆さんは次のような言葉が分かりますか?

「ミルクフラワーペースト」「ホエイパウダー」「グリシン」「ソルビン酸K」「カロチノイド」などなど。

これらは先ほど私が食べたクリームパンに添加されている化学物質の一部です。 パンを腐らせず、軟らかく、美味しくするための薬剤です。 パンを食べる時袋の裏にぎっしり書かれているこれらの原材料名を読みませんよね。(読んでも分かりませんし)

その点泡盛の原材料名は簡単です。 「米こうじ」だけですから。

でも新聞の泡盛にはただのコウジではなく「黒コウジ菌」とある。
疑問は私の中で膨らみました。 そこで「瑞泉酒造」に取材を申し込みました。

ラデック・鯨井の取材裏話|01 小さな記事から

瑞泉酒造の清清しいショールームで(当時)佐久本武社長にお会いしお話をうかがいました。

「泡盛はすべて黒コウジで作られていること」「戦前、東大の坂口謹一郎博士が瑞泉をはじめ各醸造所の黒コウジ菌を採集に来たこと」「博士はコウジ菌を戦禍から守り生かしていたこと」「社長のお祖母様が疎開をせず那覇に残りコウジを守り、米軍の攻撃で亡くなったこと」など。

ウーン、泡盛の陰にこんな凄い歴史が秘められていたとは!(これはマンガ「SEED」のネタになるぞ!)

ラデック・鯨井(くじらい)
1946年1月~2004年12月 千葉県生まれ。
週刊少年サンデー(小学館)に『なんか妖怪!?』を連載しヒット作となる。
代表作『MASTERキートン』『ゴルゴ13』など
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