泡盛について

日本の中でも沖縄県は、他府県とは異なる歴史的・文化を持っています。
その特有の文化のひとつとも言えるのが、地酒の泡盛です。

泡盛について1

500年~600年もの歴史を持つ泡盛のルーツは、一般的に類似の蒸留酒が存在することから、中国あるいはタイ(シャム)などの東南アジア地域であろうと言われています。

しかし、黒麹菌(アワモリコウジカビ)を用いた蒸留酒は、他に類を見ない泡盛独特のものであるところから、泡盛そのものの醸造法は沖縄独自に生まれ、沖縄の風土・文化の中で育まれたものであると考えられています。

泡盛について2

かつての琉球王国時代は、琉球王府があった赤田、崎山、鳥堀の首里三箇だけに「焼酎職」という職人を住まわせ、直接監督下で泡盛を作らせていました。そこで作られた泡盛は、主に王府の行事や交易品、または江戸への献上品として使われていたようです。

泡盛という名称は、17世紀末頃から使われ始め、それ以前は「サキ」「シゲチ・サキ」「おくすり」等と呼ばれていたようです。 泡盛の名称の由来には、以下のようないくつかの説があります。

  • かつては原料に「粟(あわ)」が用いられていたことから。
  • 蒸留時、泡盛が受壷に落ちる際、泡が盛りあがるところから「泡盛る」となり、それが転じて「泡盛」となったことから。
  • 強い酒を注ぐ時に泡立つことから。
  • 薩摩藩が、九州の焼酎と区別して「泡盛」と命名したことから。
  • インドの古典言語であるサンスクリット語(梵語)で、酒を「アワムリ」と呼び、それが「アワモリ」と変じたことから。

他にも様々な説がありますが、まだ決定的な説はありません。

※瑞泉酒造は、首里三箇のひとつである崎山の焼酎職を始祖に持ち、長い歴史を誇る泡盛・古酒の伝統を受け継ぐ蔵元です。

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